新人研修、特にグループワークの目的
新人研修の中で少なからずあるのがグループワークだと思います。
ゴールは何であれ新人研修のグループワークはきっと、『主体性』、『協調性』、『チームにおけるタスク分担』を身につけてほしいために行われるのではないかと思います。
あんまり面白くないですよね、正直。
グループの中で何もやらない人間もいますし、頭が堅い人間もいます。
一人でやればもっとスムーズにいくのって思うことがあります。
グループワークで進行や作業をかき乱す存在って少なからずいますもん。
私もあんまり楽しくありませんでした。グループワーク。
ですが、考え方を変えたらかなり面白いものになりました。
その考え方というのは、「これはチームメンバーを使った実験だ」と思うことです。
僕の場合は「リーダではない立場からチームを引っ張る」ことを目的として、今のメンバーに対しどんな状況でどんな言葉をかければチームが自分の思い描いた方向に向かうのか、ということを実験していました。
タイミング、語尾、どんな範囲(個人や全体)で話すのか等々に気を使いながらグループワークを進めました。
研修のそもそものゴールに向かうのは大前提かもしれませんが、所詮研修。失敗しても構わない、という気持ちでのグループワークでしたね。
自分の中で一つ目的を作ることで研修への参加意欲も変わりました。
この研修は自分にとって意味がない、と思える研修は多いと思うんです。
そんな時に、これは自分にとって実験する機会だ、と思ってみてはいかがでしょうか。